震災のチャリティコンサートツアー4days@仙台 Crosby編

盛岡から仙台Crosbyへ移動。盛岡〜仙台はやはり近い。

ツアー4日目。さすがに少し疲れてきたので開演前のひとときは近所で「本日半額!」となっていたヘッドスパを受けた。「寝てしまったのでマッサージされていた事をいっさい覚えていないんですよね。」なんてことをスタッフや井上さんに言ったら「寝てる間ほっとかれたんちゃう?(笑)」とにやにやしながら一言。そんな、まさか・・。


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佐々木優花(fl)、井上智(g)

ここ、仙台Crosbyは大好きなお店。音楽を演奏するいいエネルギーがもともと店内に備わっているイメージかな。お客様もなんだか真剣に演奏を聴いて喜んでくださる。多分マスターがミュージシャンだからこそできる雰囲気なんだろうな。


デュオでベースラインが重要な曲もやりましたが、井上氏がギュイーンとどこかの弦の音域を下げて弾いてくださるので雰囲気はそのままです。詳しくはどうなっているか聞きそびれているけどすばらしい技だ!



演奏はとっても楽しかった。Crosbyは約一年ぶりの出演で「こういっちゃあれだけど、去年よりまた腕があがったね〜」なんて地元の方に言われながら和気あいあいと演奏は進みました。



井上智(g)


村上マスターにも久しぶりにお合いできて嬉しかった。(またよろしくお願いします)

最後にサプライズで数日早い誕生日のお祝いをして頂いた。誕生日ケーキが出てきてびっくりした。

うちは家系的に多分、一般的なファミリーよりも誕生日を気にしない。今年は本当の誕生日の日に家族から電話があったけど「おめでとう」を言い忘れたらしく最初の電話から数時間後に「あ、お誕生日おめでとういうのわすれてた〜(笑)」と電話がきた。友人達もそれにちかい。誕生日に電話はきたけど全然違う話をして切れ、数時間後「あ、そういえばさっき誕生日おめでとう言うのすっかり忘れた〜」といってまたかかってくる。この現象ななんでしょう、電話する前はおめでとうと言おうと思って電話をかけるけど、私と話をしているうちに忘れてしまう、という事なんですね。ちなみに家族の誕生日はひと月くらい間違えそうになる時がある。正確な日にちを自信を持って言えるようになったのは最近だ。そういえばFacebookで誕生日の人がノーティフィケイトされるけど、私はもう誰にも「おめでとう」と言わないって決めている。毎日誰かが誕生日でもう精神的について行けないのだ。「あ、おめでとういいたいな。」と思う友人も沢山いるけど、おめでとうを言いそびれた友人達に悪いという気持ちが先行してしまってだめ。ちなみにクリスマスは家族全員全く気にしない。お正月だけは家族全員確実に覚えている。



「ゆうかさん」じゃなくて「ゆうか」っていうのがいい。やはりお祝いして頂くと嬉しいです。ありがとうございました!

甘い物にはあまり興味がないので自らはほとんど食べないのですが、このケーキは嬉しかったのでぺろりといただきました。


佐々木優花(fl)


お越しいただきました沢山の皆様ありがとうございました。地元仙台、久しぶりに懐かしい顔にお合いできたり、お話できたり楽しいひとときでした。

 

at 00:00, Yuka Sasaki, ライブの記録

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震災のチャリティコンサートツアー4days@盛岡 Bar Cafe The S 編

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八戸から盛岡へ移動。盛岡Bar Cafe the Sにて。お店の外は大雪。

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写真家小山田邦哉氏のこういう写真・・それぞれにてんでばらばらな感じ、私は音の感じを気にしていて、井上氏は今日の曲リストのチェックかな?、吉田氏はメニューをみている?。音楽をするにあたり、このバラバラ な感じが根本にあると思ったらとっても納得してしまう一枚。

本日でツアー3日目。サウンドがまた変わる。音の響きが素晴しいお店だからか、共演者が何をやっているか細かいニュアンスまでよ〜く聞こえた。自分でも満足する音色が出せたと思う。この日のベースの吉田さんの演奏の豹変ぶりは、名女優以上だった。もしかしたら私がこの2日間気がつかなかっただけかもしれない。人間の感性、音楽性っていうのは不思議だな、素晴しいなと。


井上智(g)、佐々木優花(fl)、吉田豊(b)


吉田豊(b)


井上智(g)


佐々木優花(fl)




吹雪の中お越しいただきました皆様、ありがとうございました。
明日は仙台へ。井上氏とDUOになります。


〜今日のランチ〜
盛岡冷麺食べました。やっぱりおいしかった。私は冷麺は激辛派。辛みなしや甘口、普通、を注文している人をみると辛みなしで食べていて面白いのかなあ・・と不思議に思う、こっちからみたら甘いだろうのに「あ〜辛い」と言って食べてたりするその繊細なお口がうらやましかったりします(笑)。

at 00:00, Yuka Sasaki, ライブの記録

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震災のチャリティコンサートツアー4days@八戸 はっち編

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三沢から八戸へ向かう途中にある八食センターへ。私はショウケースの「ぶっかけいくら丼」を凝視。いくらはストップと言うまでいくらでもかけ放題だと記されてある。いくらがかけ放題される所を見たいけど、いくらばかり食べるのもはるばる八食に来てなんだな・・と思い「誰かこれ注文してくれないかな〜」と周囲に聞こえるように大きめに呟いてみたけどスルーされる。

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これは誰のかな?・・3色なんてよくばりね(笑)

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私は「うにいくら丼」。東京の銀座あたりのお寿司やさんで食べるととっても高いんだろうな〜と、しみじみ。ここでは超お手頃価格で新鮮です。家の周りでお魚買うと泥臭いんです(涙)・・なんてスタッフにぼやきながら食す。

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お酒好きが2名以上いると自然の成り行きで豊盃登場。名前だけあって芳醇なお味。これがまた新鮮なイカ刺しに合う。

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開演までまだ7時間ある。飲んでもアルコールは分解されるので大丈夫。


〜夕方〜
八戸ポータルミュージアム、はっちへ。数十億かけた建設物らしい。中は最先端と街の文化がほどよく混ざった粋でホットする感じの建物。今の最先端ってホテルでもどこでもほっと安心できる要素が大切に作られているような気がする。一昔前の最先端はただただクールでおしゃれなだけだったような・・。

照明上げ下げはいつも怖い。落ちてこないとは思うけど。漫画によくあるシーン、主人公の女優が照明落ちてきて大怪我する絵をいつも思い出してしまう。



そして、サウンドチェックにて。
井上さん担当のジョークMCが面白いからと、ジョークから今夜の曲を選んでいたら、井上氏に「ジョークから曲を選ぶのはやめようよ〜」と言われる。・・確かにそうかもと、面白いジョーク突きの曲を削除。

井上さんはジャカルタのジャズフェス〜東京〜三沢への長旅ではるばるやってきてくださった。そこで八戸では削除された「Waltz for Debby」に関してのスカルノ大統領に関系したジョークを三沢のライブできいた。面白いかどうかは別として私はもう一度それを聞きたかった。理由は自分でわかる。ジョークって初めてきいたときも面白いけど、水戸黄門のラストシーンみたいに毎回「この印籠が目に入らぬか!」と出て来る事で人は安心したり喜びを感じる。私は水戸黄門が案外好き、ストーリーなんて関係ない、印籠がまたみたいから見るだけ。そしてジョークが出てきたところで、印籠のシーン同様「よし、今回もきたきた!」と一人納得したかったりする。(水戸黄門って地方にいくと夕方4時頃テレビでやっていたりして、演奏前のひとときにベッドでごろごろしながら見てます)


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沢山の皆様にご来場いただきありがとうございました。この日は3/11、忘れられてはいけない日。

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左から:吉田豊(b)、佐々木優花(fl)、井上智(g)

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2ndの最初には井上さんと吉田さんの素晴しいデュオ。お二人で笑ったり、何?見たいな表情をお互いしていたり、一緒に気持ち良さそう。影から見ていて楽しかったです。

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演奏も2日目、またサウンドが変わりました。井上氏、吉田氏のさすがのメンバーがよりいっそう良い音を追い求める姿勢はとっても勉強になったし楽しかったです。メンバーの音から、新しい行く先がないかとつねに期待して演奏に望む部分が最近多いのでとても刺激になります。

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3.11の文字と東北六県に灯がともる、美しいろうそくをいただきました。これからも出来る限り長期に渡り復興に協力していきたいと思います。

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ワインも登場。なんと私の顔のラベルが・・。ありがとうございました!


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演奏終了後の八戸。吹雪ではないもののどんどん雪が積もってきた。




〜番外編
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実は一人だけ前日入りしてここ、はっちにてBe FMのびびすたにてお話してきました。制作の二ツ森さんは「ジャズフルートが好きなんです!」とか言って迎えてくれた。お話も初対面なのに盛り上がり、居心地のよいおしゃべりタイムでした。

 

at 00:00, Yuka Sasaki, ライブの記録

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佐々木優花 3rd Album "Ghost in Saint-Quentin" が発売されました

佐々木優花 3rd Album" Ghost in Saint-Quentin" 本日発売!



本日(3/18) 佐々木優花、3枚目のアルバム
「Ghost in Saint-Quentin」Yuka Sasaki with Special Guest Lew Tabackin
が発売されます。

タイトルの由来はパリのちょっと上にあるサンカンタンという街の劇場内でゴーストに遭遇、その時のイメージが曲になりました。それをアルバムタイトルへ。怖いのは嫌なので陽気な楽しいお化けになってもらいました。

そして私が心より尊敬する豪華メンバーと共に、安部公房の「砂の女」からインスピレーションを受けて作曲したというルー・タバキン氏の見事なオリジナル「Desert Lady」、秋吉敏子氏の「The First Night 」そして私のオリジナル曲「Ghost in Saint-Quentin」、スタンダードの「Bags Groove」を恩師でもあるルーさんと二本のフルートで演奏。他、いつも多大なお世話になっている青森県十和田市にある「産馬通り」というオリジナル曲も感謝の気持ちを込めて作りました。

店頭販売並びに(在庫切れの場合はお店でのご予約をおすすめします。)、お好みのネットサイト;アマゾン、TSUTAYA etc・・などからもご購入いただけるようです(タイトルを検索すると沢山サイトが出てきます)。手売りももちろんしております。



制作に携わってくださった音楽家、スタッフの皆様に、深く御礼申し上げます。




左時計回り:ヤヒロトモヒロ(perc.)、マーク・テイラー(ds)、ルー・タバキン(fl)、金子健(b)、渋谷毅(p, elp)、佐々木優花(fl)、井上智(g)


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"Ghost in Saint-Quentin" (SVCA-19)

収録曲
1 Desert Lady ( Lew Tabackin 作曲・編曲)
2 The First Night (秋吉敏子 作曲・編曲)
3 Christmas Cheers (佐々木優花 作曲・編曲)
4 Little Kitten Walking on the Street (佐々木優花 作曲・ 井上智 編曲)
5 Ghost in Saint-Quentin (佐々木優花 作曲・ 井上智 編曲)
6 Song of Lovebirds (佐々木優花 作曲・編曲)
7 Bags Groove ( Milt Jackson 作曲・佐々木優花 編曲 )
8 Sanba Dori (佐々木優花 作曲・ 井上智 編曲)

メンバー:佐々木優花(fl)、Lew Tabackin(fl)、渋谷毅(p, el-p )、井上智(g)、金子健(b)、Mark Taylor(ds)、ヤヒロトモヒロ(perc)

Producer:佐々木優花
Music director:井上智

Mixing Engineer:菅原恭史
Mastering Engineer:三浦淳

Jacket Art Work:峰一郎
Photographer:小山田邦哉

Liner Notes:藤澤辻堂

録音スタジオ:ソニーミュージックスタジオ(9/29-9/30 2014)
販売元:コロンビア・マーケティング株式会社
発売元: 株式会社スバック



- Special Thanks to 榎本譲氏、渡辺全助氏、藤澤辻堂氏、折田育造氏

 

at 00:00, Yuka Sasaki, Ghost in Saint-Quentin

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震災のチャリティコンサートツアー4days@三沢Moon River編

 「夜タモリ」っていう番組を初めて見たときに「テレビを買ってよかった!」と生まれて初めて思った。その中でも「アントニオ・カズヨシ・ジョビン」っていうコーナが忘れられない。タモリさんがジョピンになりきって歌うんだけど、ちょっと見ただけて「わあ、いいな、すごいなあ・・」と思った。理由が何かはわからないけれど、ずばぬけている人を見ると、「いいなあ・・」と思い惹き付けられる。で、この番組の不思議なところ、普段は存在すら忘れているんだけど、偶然テレビをつけて「夜タモリ」がやっていると「ああ、テレビつけてよかった。今週も優花はがんばった、ありがとう・・」と、自分に対するねぎらいの気持ちがふつふつとわき起こる。しかも寝る前に見ていて今日過ごした一日を納得させてくれる何かがある。それ以来、ギターの井上智さんと演奏会場でお会いすると「井上さん、アントニオ・イノウエ・ジョビン、やってくださいませんか・・」と半分ジョーク、半ば本気で言ってしまう。でも「なんや、それ(笑)?」「ああ、タモリってすごいよなあ・・」と流される。全然関係ないんじゃないんです。ときどき井上さんってジョビンの曲を一緒に演奏する時にハーモニーを個性的なハスキーボイスで歌っていらっしゃる。だからアントニオ・カズヨシ・ジョビンを見てしまって以来、井上さんを見るたびにそういった事を思い出してしまいます。
 
また「夜タモリ」に偶然出会いたいものだ。とはいっても日曜日の夜にちゃんと待ち構えてテレビ付ければ見れるんだけれど。

そして今回のベーシストは吉田豊さん。去年の震災のコンサートで初めてご一緒させていただいた吉田さん。この3日間で音楽的にも新しい風と刺激を沢山いただいた。もちろん新しい発見も。今いってしまうともったいないからもうちょっと後で語ります。・・でも今いいたいからちょっと。吉田さんは「美肌ベーシスト」という別名がツアー中つき始めた。

さて3/10は三沢 Moon Riverで演奏でした。
佐々木優花(fl)、井上智(g)、吉田豊(b)というメンバー
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Moon River 沢山のお客様にお越しいただきありがとうございました。とっても温かい空間となりました。


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美肌・・

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近所から父、なぜか入院中の母もご来場。スキー場で大変な骨折をしたらしい。私は母がスキーを未だにしているなんて全く知りませんでした・・。「スキーはもう危ないんじゃない?お年頃なんだからやめたほうがいいのでは?」なんて言いたいけど、言ったらむっとされそうだから言わなかった。そんなお年頃の母が吉田さんに向かって「あらあ。。お肌がとっても綺麗ねえ!」と言ったのでした。そんな感じで皆でお疲れさま。プロセコの後、七戸の日本酒、作田が一升ビンでどーんと登場。とってもおいしかったです。この流れで吉田さんのお母様が蔵元と知り、全員やたらと納得。

・・つづく





 

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木住野佳子(p )&佐々木優花(fl) デュオ @TOKYO TUC(2/27/2015)の記録


心はすっかり乙女。
リハーサル終了後から本番までの一週間は、木住野さんと私のCDをピアノの上に並べて眺めてみたりしていつもの3倍うきうきしながら練習。いや、もっとかな(笑)。お酒好きなんですが10日くらい飲まずにこの日まで待機。

(しかし、ちゃんと数日前にリハーサルをし、本番を迎えるっていいですね!・・もしかして当たり前なのかもしれない・・私は今までの行いを深〜く反省しました。)


今回の一筋の光り、木住野佳子さんとの演奏の機会をくださったのは田中マネージャー。田中マネージャーの一言一言には音楽への愛やそれにかけてきた人生の重みや責任感がしみじみと伝わってきます。そこに私が少しでも存在しているとしたら本当に嬉しくありがたい。感動します。がんばらなくちゃな、と思います。田中さんありがとうございます。

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TUC入り口


木住野佳子(p)、佐々木優花(fl)

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この日は満員御礼。ご来場いただきました沢山の皆様、ありがとうございました。


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木住野さんと私でマイクを持ちながらおしゃべりのMCスタイル。おっとりとした様な、おおらかな進行でステージ上がとても心地よかったです。お客様もとーってもいい雰囲気で、楽しかった。


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いつ見ても素敵な木住野さん
これは私の「ちょうちょのダンス」っていう曲の時にきめのエンディングでリズムを手でクラップしてもらった直後の写真かな?
「え〜っどうしようどうしよう、緊張ちゃうなあ」
といいながらもリズムをやってくださいました!

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うっしし的な顔だ

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木住野さんのオリジナル曲や私のオリジナル、そしてスタンダードやボサノバを演奏。演奏すればするほど楽しくなってくる感じの魅力的なオリジナルの「牛とカタツムリ」「Bossa Libra」や「Meridienne」とか木住野さんアレンジの日本の曲「赤とんぼ」も素敵。


ああ、いいなあ、と自分で思ったのが、ピアノとフルートの音がかさなった時の音色。「なんだろうこれ、とっても心地よい」と思う瞬間が沢山ありました。大きなグランドピアノのふたが全開でもかえってコントロールされた音色がフルートにとても気持ちよかった。間違ってもピアノが大きくて自分の音が聞こえません、なんてことにはなりません。ニューヨーク時代にフランク・ウエスや、ルー・タバキンさんに教わった理想のステージが当然のようにここにありました。密かに感動。


最後はピアソラのOblivionからLibertangoでフィニッシュ。Duoとは思えない迫力が全体を通してあったと思います。お客様の喜び方も普段にも増してかなり感じられた。さすがのステージ作りでした。自分的には木住野さんに出会った瞬間から皆で一緒にTUCを出るまで本当に勉強になったし、心ときめく嬉しい時間を沢山いただきました。ありがとうございました。

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木住野佳子(piano)、佐々木優花(flute)

素晴しい一夜。また演奏をご一緒させていただける機会を見つけたいと思います。
(まずは東北、青森にいけたらなあ・・行きたいなあ・・)

Tokyo TUCにお越しいただきました沢山の皆様、ありがとうございました。



(写真:小山田邦哉)

at 00:00, Yuka Sasaki, ライブの記録

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