「Frank Wessレッスン日記 5月29日2009年」より
毎日が楽しくてしょうがない。
楽しかったことのメイン。frankのレッスン。
今日は彼、少しだけテナーを一緒に吹いてくれた。いい音でいい振動で、ぐっときた。
で、クラシックのGriffes のpoemっていうフルートの曲もやっている。とてもいい曲。
〜中略〜
lessonのあと、優花の母がくれた日本酒がおいしいよって言うんで
frankとともに杯を交わす。
色々な話を聞いた。
この間のdizzy'sのアレンジは3人でしたという話から、その時のギャラの話や、近頃の銀行員は人の話を聞いていない!というかなりくだらない文句まで。
「自分の娘がマネスのフルート科を卒業して演奏も結構いい感じだったのに彼女はシニアリサイタル以来フルートやめちゃった、なんで演奏しないのか不思議なんだ」とか
「昔のトマトはトマトの味がしてポテトはポテトの味がしたんだ、今は何もかもだめ。でもある田舎に行ったら、トマトがトマトの味がして人間が人間らしくてひどく感激した」とか。
沢山の昔話を聞かせてくれて面白かった。
dizzy's clubの名演lush life(
http://yukafl.jugem.jp/?eid=97 )を聴いてまた今日の昔話を聞いて、誰もが自分が純粋で素直で繊細な人間であることを恥ずかしがる必要はないんだと感じた。なんだかそのままでいいみたいだよ。
「トマトはトマトの味がして、人間が人間らしい」
なんでもなかったセリフかもしれないけど心に残った。
最初はお互い警戒していたし、frankが怖かったけれど、最近彼がそうとう人間らしくて、そういった普通のことをとても大事にしていらっしゃるかたなんだと気が付いてきた。
(Frank Wessレッスン日記:5月29日2009年)