David Matthews with friends@十和田キューダス・S

David Matthews with friends at 十和田キューダス・Sの記録です(2/23/2017)

 

この日はなんと満員御礼、入りきらずに帰られたお客様も沢山いらっしゃったとの事です・・さすが!(入れなかった皆様すみませんでした)

 

メンバーは

David Matthews (pf)

 

久保沢清吾(b)

アナコンダ伊達(ds)

ナッティー(tb)

スパーダトム(tp)

Special Guest 佐々木優花(fl)

 

どんな感じだったかというと「おとなのバンド〜」ていう感じ(私もおとなですけどね・・)。言葉の表現にしても、振る舞いにしても絶妙なさじ加減で、皆さんが百戦錬磨であるんだなという感じ。それがあのような素敵な音楽につながっているんだなとしみじみ思いました。そしてしきるときにはかっこ良くビシーっとしきるMatthews氏。目が覚めます、本物のジャズマンです。

 

 

実は今回は久保沢さん、アナコンダさん以外は初めてのメンバー。もちろんジャズレジェンドDavid Matthewsさんとも初めて。それなのに何も心配する事なく迎え入れていただき楽しいひとときを過ごさせていただきました。皆様にはお世話になりましてありがとうございました。

 

 

というわけで

まずは打ち上げの様子から!

マシューズさんの乾杯の音頭はかなりのサプライズ。すっごい面白かった!

(乾杯の言葉はネタばれしちゃかうといけないから秘密です)

 

 

David Mattews(pf)さん、私 佐々木優花(fl)

色々なお話を聞きました。なんだか初めてお会いした感じがしませんでした・・。

 

やたら嬉しそうでしょ?

 

 

 

 

左から:David Matthews (pf)、スパーダトム(tp)、佐々木優花(fl)、久保沢清吾(b)、ナッティー(tb)、アナコンダ伊達(ds)

 

 

 

MCもとってもおもしろい

 

私のオリジナル曲を3曲も演奏させていただいてしまいました!リハーサルでの曲の途中から私が何をしたいのかすぐにばれたという感じ。さすがにすごかったです。

 

 

 

アンコールではMatthewsさんとのまさかのduo、素晴しかった。

 

David Matthews氏

すごかった・・ともかく一緒に演奏できて幸せでした。

 

中央:David Matthews (pf)

アナコンダ伊達(ds)、スパーダトム(tp)、佐々木優花(fl)、久保沢清吾(b)、ナッティー(tb)

 

 

さて明日は三沢Moon Riverにて演奏です。

そのときにまた詳しく書きます。

 

あ、

そしてキューダス・Sの工藤マスターと。この人なしでは何も語れません。

 

 

皆様、ありがとうございました。

 

 

(写真:小山田邦哉)

at 00:00, Yuka Sasaki, ライブの記録

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11/9&11/11 十和田キューダスS



十和田ツアーの記録です。
11/9/2016
十和田キューダスSにてギターの井上智氏とフルートわたし佐々木優花でデュエットでした。

この日はまさかの吹雪!


リハーサルの様子です
【右から:佐々木優花(fl),井上智(g)】

いよいよ本番。


沢山の皆様にお越しいただきありがとうございました 。楽しかったです。



11/11/2016
昨日は十和田市民大学講座での講演でした。今日のお昼は福祉施設での演奏と夜は十和田キューダスSでの演奏です。

去年もお世話になった誠幸園様にて演奏




皆様喜んでくれたようで嬉しかった。ありがとうございました。

夜は十和田キューダスSにて


お越しいただきました沢山の皆様、ありがとうございました。



何とこの日は井上さんの還暦バースデー前夜。これは大変だ!ということで、日頃の感謝の気持ちを込めてユウカプロダクションみんなでサプライズでお誕生日のお祝いさせていただきました。




おめでとうございます!

みんなでわいわい、打ち上げも楽しかった。

写真:小山田邦哉

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十和田市民大学講座

11/10、十和田市民文化センターでの十和田市民大学講座で講演会でした。
タイトルは「佐々木優花のジャズを楽しむ90分」



原稿書きは得意な方なので大丈夫なんだけど、スライド作ったり音楽とコネクトするのが実は大変だった。スライド作り、カメラマンさんやスタッフさんに直前まで手伝っていただいたり、時間配分のアイディアをいただいたりしました。皆様お世話になりありがとうございました。

実はこんな大きなステージ(300人収容)で60分間話し続けたのは実は初めて。でも自分も好きで、伝えたい知ってほしいと思う内容は意外と長く話せるものなんだなと。途中から楽しくなってしまいました

講演内容は、私が好きなシンガーソングライター、ローラ・ニーロを切り口にジャズの世界にに入って行きました。実はヘレン・メリルがローラ・ニーロの叔母さんだったなんて知ったらワクワクしますよね!





後半の30分はギターの井上智氏をお迎えし実践ジャズ講座と演奏へ。実際に身体を動かし声を出し、皆様にも参加していただきました。皆さんリズムがとってもよくてノリも素晴らしくて楽しかった。




最後は質問コーナー
教授井上智氏を差し置いて語る私
なんか井上氏、NY時代からの恩師なだけあって私が語るのあたたかい目で、嬉しそうに聞いてくださっていたような気がします、、。



沢山の皆様にご聴講いただきありがとうございました!スペシャルゲストの井上さんも楽しいアイディアありがとうございました。大変盛り上がり楽しい90分でした。

またこんな機会があったらいいな。

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佐々木優花3rdAlbum「Ghost in Saint-Quentin」リリース記念@おもろまちカノン(5/9/2016)


さてツアー2日目那覇滞在の午前中はルーさん、井上さんと市場をお散歩。楽しかったです。


ルーさんって、うすうす感じていたけれど、かわいい系?特に動物が楽器を演奏している置物が好きなんだと思う。市場のとある店のかさりでシーサーが笛をふいている置物を偶然見つけてそれをルーさんが欲しくなったみたいで3人でずーっと笛吹きシーサーを探していたという・・(笑)。たどり着いた最後の店で聞いてみたら、さすがに笛をふいているシーサーは特注でないとないそう。でも注文したらテナーのシーサーもできる見たい。

という感じで午前中はルーさん、井上さんに遊んでもらい、国際通りにて皆でコーヒタイム。その後解散となり、午後から私は琉球新報と沖縄タイムズ社の取材へ行きました。








さてこの日のリハーサル風景

ツアーも第二弾目、意外と和気あいあい。






さて夜からは本番です。那覇おもろまちカノンにて演奏でした。


目の前は光る公園!?


今日から渋谷毅氏も参加してくださいます。

渋谷さんとの演奏はほんとうに毎回不思議です。
渋谷さんのピアノを聞いているうちに、自分が最近一番美しいと思った風景や雰囲気が演奏中頭と心でもう一度流れるんです。例えば、数日前に星が美しいと思って感動していたらその様子が思い浮かぶし、海が美しいと思ったらその場面を思い出してしまいます。もしかしたらそういう事が渋谷さんの音楽を理解する私の唯一のきっかけとなっているだけなのかも知れないかと思う。でもだからこそ常日頃「美」を感じるというのが私の音楽の練習のうちの一つなのかなと。美しいと思う出来事には映像だけではなく常に音楽の存在があります。自分が何かを美しいと思う事が一番大事で多分それが渋谷さんの音楽に近づける第一歩なのではなかと・・。ごちゃごちゃいっていますが、渋谷さんが参加したバージョンは心の中が充実しています。私がJazzに憧れて勉強し始めた理由はこれだったんだと改めて思い出させてくれます。






左から:渋谷毅(P)、佐々木優花(fl)、ルー・タバキン(fl)、金子健(b)、井上智(g)、奥平真吾(ds)




左から:渋谷毅(P)、佐々木優花(fl)、ルー・タバキン(fl)、金子健(b)、井上智(g)、奥平真吾(ds)

ルーさんとはスタンダードよりも多く、ルーさんのオリジナルや、秋吉敏子さんのオリジナル、私のオリジナルを演奏しました。


ブレイクタイム。偶然を装って渋谷さんの近くに行く私(笑)。なに話したかな〜忘れちゃった!



これも休憩中。沖縄の風土が「飲んでもいいよ〜っ」て言いました。周囲がおいおい、って顔してるような気がします・・。








ルー・タバキンさんとのツインフルートの演奏も素晴しいひとときです。一緒の舞台に立つからにはせめて音色は最高にいい音を出すように命をかけて望んでしまいます。この時いい音がでていたら間違って死んでもいいかなとかおもっています・・。大げさではないですよ(笑)


那覇の二日間は満員御礼。皆様、お世話になりました、ありがとうございました!


左上から:金子健(b)、井上智(g)、奥平真吾(ds)、ルー・タバキン(fl)、佐々木優花(fl)、渋谷毅(p)

そして打ち上げでお疲れさま。

はあ〜やっと遠慮なくのめます。






皆様、素敵なひとときをありがとうございました。


明日は福岡です!

・・・つづく

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佐々木優花3rdAlbum「Ghost in Saint-Quentin」リリース記念@リベルタ・テラッツア (5/8/2016)

佐々木優花3rd Album「Ghost in Saint-Quentin」ツアーの記録です。今回は昨年のツアー第一弾に引き続き2回目。
沖縄2日間と福岡、大分東京と訪れました。

まずは沖縄一日目、那覇リベルタテラッツアの様子から!

この日(5/8)のメンバーは
スペシャルゲストにルー・タバキン(fl)
井上智(g)
金子健(b)
奥平真吾(ds)
そしてわたし、佐々木優花(fl)


羽田から飛行機で向かいました。

井上さんは羽田から荷物で運ばれてきたギターをチェックしています。毎回のことだけど、壊れてるんじゃないかとはらはらしながら横目でみております。


この日の那覇は30度。暑かった!
演奏というものは、いざとなると「あれもしなきゃいけなかったのに」、「これもまだできていてないのに」、「ルーさんに言われた事もまだ出来てない・・ああどうしよう・・と」、ツアーの数日前から胃が痛くなって穴があきそうな気持ちになる事もかなり多いのですが、飛行機をおりて沖縄の湿度、気温、風、を感じた途端にできるだけこのメンバーでの演奏を楽しもう。という180度違う気分になれました。面白いくらいにころっと考えが変わりました。


到着後、スタッフ、メンバーとランチ。この日は「母の日」と言う事でレストランが何処も数十分待ちでした。
皆さん、母の日は何をしましたか?


リハーサル。思ったより演奏しやすい場所で安心しました。天井が高いからかフルートがよく響きました。


私のライブはオリジナルが多いので人数分の譜面の用意が実は一番簡単なようでいざとなったら大変なんですが、このメンバーは毎回一度演奏した譜面は数年前のものでもファイルするか記憶で持ち歩いてくださるので密かに感動や安心感を覚えております。こういう繊細な気遣いから信頼関係が生まれるというか・・。ああ、またお願いしてもいいんだなと思えるというか・・私はバンマスのライブが多いのですが、こういう先輩方の暖かい行動はホント勉強になります。そんな共演者に安心も与えられるようなミュージシャンになりたいものだ・・・とは思っても、すごい方というものは人にどう思われようなんて思って行動なんかしないはずだ。人にこう思われたいからこのように行動するなんて非常にナンセンス。しかし小者の私はせめてこの素晴しさをいつも自分の心に留めておきたいと思います。


琉球大学の先生から大きなお花をいただきました。ありがとうございました!


おもろまち、リベルタ・テラッツア
お食事もすごくおいしいイタリアンレストラン!


いよいよ本番スタート。

左から奥平真吾(ds)、佐々木優花(fl)、金子健(b、ルー・タバキン(fl)、井上智(g)


ステージの途中でルーさんのショウもありました。客席の奥の方で聞いていたけれど、こういうライブを小さめの会場で聞けるのはほんとに贅沢な時間でした。NYにいる気分になりました。ツアーもまだ初日。どんなかんじだったかはまた後で(^^)


佐々木優花(fl)、奥平真吾(ds)


佐々木優花(l)、ルータバキン(fl)




ブレイクタイム。ちょっと話し合い。


レコ発ツアーも大きいものは同じメンバーでは第二弾だからか、なんだか初日にもかかわらずすごくサウンドするようになってきた気がします。ツアーを重ねたあとにレコーディングすべきだなと改めて思いました。とはいってもなかなかそうはスケジュールが上手くは行かないのですが・・。


演奏後のお疲れさま。ルーさん好みの美味しいワインがあり、喜んでくださって安心しました。よかったです。


ルーさん、井上さん、金子さん、奥平さん、初日お疲れさまでした。


天久社長今回も大変お世話になり、ありがとうございました。


明日はいよいよ渋谷毅さんが来てくださいます!楽しみすぎます。




あ、ねこ。


にゃんですか?

・・・つづく

(写真:小山田邦哉)

 

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ソウルツアー!3日目(1/30/2016)

ソウルツアー1日目&2日目はこちらから^^→ http://yukafl.jugem.jp/?eid=182

2日間のコンサート、衣装が同じだったので後から写真を見て自分でも混乱してきました〜

◎とりあえずソウル観光の写真から

空き時間には観光も少しできました。ホテルを出たときは寒さにピンとこなくて、まだ安心していた。でも数十分時間が過ぎた頃にはすでに本当に寒くなり、体の芯まで冷えてきたぞと感じた。こういう感覚は初めてだった。3時間弱外にいたけれど、私は寒すぎて脇のリンパ腺がびりびり痛くなり、だんだん眠くなって意識が朦朧となっていったのでした(笑)。ううう・・ここで死ぬ・・・と思いました・・。




・・多分この時すでに寒さで朦朧としている状態。

初めての韓国、その美しさに心底感動しました。こんなに美しい国だとは実は知りませんでした。


現地スタッフのHさん。日本に帰ってきてからもとっても面白いHさんの話題で盛り上がりました(笑


ほんとの記念写真公開(笑)お世話になったスタッフとご一緒に^^

あんまり寒いのでお鍋を食べに行きました。

温かいスープをいただいたものの、なかなか温まらなくて、大陸の寒さに皆でびっくり。
この後ホテルの部屋で体を温める為にお風呂に入ったけれどそれでもぜんぜん温まりませんでした。もうどーっと疲れました。

翌日からの観光はあまりにも寒いので「なし」になりました(笑)


最終日のお昼は増原さんのお気に入りのお店へいったりした。

ここはすごーく美味しかった。体に優しいく上品でしかも意外性のあるお料理でした。韓国料理のイメージが変わりました。辛いものが苦手だったり、お腹の弱い人も安心です◎





地下鉄での帰宅でもよかったんだけど、食後はお散歩しながらホテルへ。・・・みなさんほんとに体力あります。私は散歩の後半は寒さのあまり突然くらっときてまた意識が朦朧としてきてついつい井上さんに疲れました、とか、寒いです、とか、体が痛みますとか、ぶつぶつ話かけていたような気がします。誰かにこの状況をいわないと耐えられなかったのです。しかしながら、歩くと街の事がよくわかって楽しかった。

ランチを食べた後はそれぞれ解散し、数時間後のライブにそなえる。

明洞聖堂マリアホール



リハーサル風景。丁寧なサウンドチェックでいい音の響きとなりました。ありがとうございました。


〜最終日の本番がスタート〜
実は今回のコンサートのタイトルが「異文化交流会」。そこで共演者の協力を得て日本の伝統的な曲や韓国の曲も準備しておりました。私のオリジナル曲や、ボサノバやスタンダード、井上さんアレンジの"赤とんぼ"、そして増原さんアレンジの韓国ポップス"ポゴップタ”などを演奏。とても充実した内容となりました。井上さん、増原さん、素敵なアレンジをありがとうございました!

左から:増原巖(b)、佐々木優花(fl)、井上智(g)


2日目は気分的にもリラックスしていて、演奏もとっても楽しかったです。


最終日も本当に沢山の皆様にお集りいただきましてありがとうございました!まさかこんなに来てくださるとは思っていなかったので嬉しかったです。


佐々木優花(fl)


2部からはそれぞれマイクを持って好きな事をお話しました。井上さんはマイペースで完全英語、増原さんは完全韓国語、私は英語と韓国語の変なミックス。でも韓国語のMCは2日目はだいぶ気持ちが楽になっていました^^
この後、井上さん、増原さんは私に、韓国語でMCやったから今度から日本語のMCが楽になるよ!って言ってくれました(笑)実際、数日後にあった日本のライブのMCはすごく楽に感じました。


井上氏、増原氏の心地よいDUO! 毎回頼りにしています☆


これは増原氏アレンジの韓国のポップス”ポゴシプタ"について解説していただいているところです。絶妙なタイミングでお客さんを笑わせていました。演奏してみたら、さすが、地元の曲は力があります。有名なポップスだっただけに、口をぱくぱくさせて一緒に歌っているお客様もいらっしゃって、なにやら熱いものが客席から伝わってきました。


井上智(g)さん


増原巖(b)さん





井上さんのお弟子さんで、私のニュースクール大学時代の学友でもある韓国人のギタリストSeanさんも応援に来てくれました。久々にお会いできて嬉しかったです。ありがとう!


演奏終了後、なんとくじ引き大会!景品は私のCD(笑)。韓国の方はくじ引きやビンゴが好きだそうだ。知らなかった〜。


最後はくじ引き大会で〆(笑)おおいに盛り上がりました。


左から:増原巖(b)、佐々木優花(fl)、井上智(g)

ソウルでは音楽を通して沢山の韓国の方々、韓国に住む日本の方々に出会う事が出来て嬉しかったです。マリアホールにてお会いした皆様、ありがとうございました。スタッフの皆様にも、大変お世話になりありがとうございました。またソウルで演奏できるようにがんばります☆


ソウルの夜

〜こちらが今回のフライヤー
異文化交流会というタイトルがついているみたいです。





写真:小山田邦哉氏

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ソウルツアー!1日目&2日目(1/28&1/29/2016)

佐々木優花トリオソウルツアーの記録

初めての韓国は明洞聖堂マリアホールにての2日間の演奏でした。

メンバーは
佐々木優花(fl)
井上智(g)
増原巖(b)

井上さん、増原さんはデビューアルバム以前からのおつきあい。もうおなじみの顔ぶれ。安心してソウルへ向かいました。しかも井上さんも当然海外慣れしているし、増原さんは韓国文化に精通されて韓国語が上手いので全く不安がありませんでした。

明洞聖堂マリアホールにて(左から:増原巖、佐々木優花、井上智)

この写真からして既に韓国ぽいでしょ(笑)。その国の空気や湿度も写真に写っているんだろうな〜。

今回の為に知人の韓国人の女性から事前に日本で韓国語を教えてもらいました。飛行機の中やバスの中、ホテルの中でもずーっと台詞をぶつぶつ唱えてお勉強。「みなさんこんにちは」「日本からきました」「寒いのに来てくれてありがとう」「ソウルで演奏できて嬉しい」「次に演奏する曲は〜です」とかそんなような文章だけど、実際ステージに立って話すとなると忘れてしまったり、音楽の事を考えると台詞が飛んだり結構大変でした。演奏よりも韓国語のMCの方が緊張しました。れでもソウルの皆様は温かく迎えてくださり話すたびにニコニコ笑顔で反応してくれました。韓国語話して本当によかった。その国の言葉を話すと心が近づく感じがします。これは以前ベトナムツアーをしてベトナム語を話せばよかった!とさんざん後悔した事から学びました。

(バスの中でもお勉強)

今回はベースの増原さんがアレンジした「ポゴシプタ」という韓国のポップスも携えておりました。増原さんのアレンジは譜面を見ただけで伝わってくる「思い」のようなものがありました。愛のあるピュアなアレンジの譜面を頂き嬉しかった。その曲での役割を果たせるようにしっかり演奏しなくちゃと決意をあらたにしました。想像以上に韓国で演奏する「ポゴシプタ」はとてもエネルギーがありました。


(マリアホールの楽屋にて(笑)皆さん、面白いなあ〜)

今までの私は音楽にピュアである事は当たり前で、それを当然のように接するメンバーと演奏をやってきた。でも色々な事があり世の中にもまれると、決してそれは当たり前のことではなく、「ピュアである事が貴重な事」と考えが変わってきました。今回の素敵なメンバーや今まで演奏してくださった共演者とは音楽上の事で色々アドバイスを受け色々いわれたり、いったり、それにむっとしてみたり(笑)リハーサルでも毎回見えない心の闘争があるけれど、それも含めて心からいとおしく大切に思えます。いつもありがとうございます。たぶんこれが私の財産となり、周りみんなの笑顔に繋がるのだと思います。

というわけで楽しいツアーの様子をご紹介。写真は写真家の小山田邦哉氏です。


まずは韓国語でご挨拶

増原巖(b)、佐々木優花(fl)、井上智(g)


本当に沢山の皆様にお集りいただきました。満員御礼、皆様お世話になりました。ありがとうございました!




セカンドセットの最初は井上さんと増原さんの心華やぐDUOも!


佐々木優花(fl)、井上智(g)、増原巖(b)


(休憩時間、舞台裏の様子)

楽屋で私は音楽を忘れ、韓国語のお勉強!増原氏も何か台詞を整理中。ポゴシプタの曲紹介で韓国語でMCしてくださり、それがやたらうけていました。なにやら面白い事を話してくださった様子(^ ^)


楽しかった!



佐々木優花(fl)、井上智(g)、増原巖(b)


〜続く〜


ーーーーー番外編ーーーー
演奏が終了し、夕食。スタッフとチヂミ屋さんに行きました。チヂミに対するイメージが変わりました。とても美味しかった。



こちらは到着日のソウルのファンキープレイスで「タッカンマリ」。想像しているよりも美味しくて、皆大満足!こういうのがいい。


お鍋は沢山で食べると美味しいですね^ ^
殺人的に寒いソウルの冬、体の芯まで冷えきりましたが、お鍋で温まりました。高麗人参などもたぷりで頭がすっきり元気になりました。
 

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佐々木優花3rdAlbumリリースツアー7日目。京都Blue Note編(10/6/2015)

多分中学の修学旅行以来であろう京都へ。
滞在先のホテルの近くのコンビニのレジ担当の女性がこれまた綺麗な京都弁でひそかに感動してしまった。ああ、私は京都に来たんだと実感。

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本日は京都Blue Noteで演奏。渋谷毅さんも今日から関西ツアー編に参加してくださいます。
お店の看板の男性はどなたなんでしょう。マスターにきこうきこうと思って聞きそびれてしまった・・。


写真家小山田邦哉氏のこの日の写真は皆さん目を閉じているものが多い。
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ルー・タバキン氏(fl)
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渋谷毅氏(p)
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奥平真吾氏(ds)
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佐々木優花(fl )、井上智氏(g)

佐々木優花(fl)

ここ京都Blue Noteにはお店の壁や天井に染み付いた演奏者の思いのような目に見えない何かが確実にあった。神様のようにきらきらと演奏者を見守ってくれているような気もしました。


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渋谷毅(p)、井上智(g)、ルータバキン(fl)、金子健)b)、奥平真吾(ds)
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佐々木優花(fl)、井上智(g)、ルー・タバキン(fl)

ルー・タバキン(fl )、渋谷毅(p)、金子健(b)、奥平真吾(ds)
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佐々木優花(fl)、ルータバキン(fl)
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私には初めての京都ということで、こちらでもまた色々と心配な事が沢山ありましたが、おかげさまで沢山のお客様にお越し頂き感謝致します。皆様お世話になりありがとうございました。


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・・・今回の写真をみていたらあまり無駄口たたかないほうがよいかなと。

という訳で明日は大阪へ!
(つづく)

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佐々木優花3rdAlbumリリースツアー6日目。名古屋Mr.Kenny's編(10/5/2015)

初めての関西方面へ。


井上さんとスタッフ。


ドラムの奥平真吾さんが今日から参加してくださいます。まだ10代だった頃にNYのルーさんの自宅でセッションの経験もあるそうだ。そんなすごい奥平さんとも実は恩師タバキン氏とのセッションや大きめのコンサートで共演をお願いさせていただき何度かお世話になっている。いつもありがとうございます。わたしにとっては全員がすばらしい存在のメンバーにもかかわらず、和気あいあいとした楽しい関西方面出発でした。





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佐々木優花(fl)、ルータバキン(fl)

今日の出演は
ルータバキン氏(fl)、井上智氏(g)、金子健氏(b)、奥平真吾氏(ds)、そしてわたし(fl)。渋谷毅さんは明日から参加して頂ける事になっている。

Mr. Kenny'sのようなお客様との距離の近いジャズライブハウスでの恩師タバキン氏の言動は自分が絵に描いていたようなレジェントジャズミュージシャンの振る舞いをしてくださる。今となってはこういうのは一般的には受け入れがたい社会なのかもしれないけど私にとってはそのすごさ、潔さにとっても感動し嬉しくなってしまった。こういうライブハウスならではの感じも嬉しい。

例えば、お客様が盛り上がってくださって少しはしゃいできたら「Be Quiet!」「静かにしろ!」と演奏中に怒る。私はあらゆる場所でルーさんがはしゃいでいるお客様に対して「Be Quiet!」と注意してきた姿を見てきたのでもう驚かないけど、注意されたお客様はそうとうびっくりされた事と思います。フルートと人の声はすごいかぶるから共演者が演奏に夢中になってうなりだしても、お客さんがおしゃべりしだしても確かに自分の音とまざって音感がおかしくなり頭がギュイーンとなってきますが。でもこれは技量がない自分が全部悪いんだと思い直し平然を装うのが普通。ルー・タバキン氏にしかいえません。すごいです。

「お客さんも教育していかなくちゃ音楽は成長しないんだ!お客さんが喜ぶ振る舞いや演奏だけしていてはいけない。音楽がだめになる。」
とレジェントはこの日を境に毎日おっしゃられておりました。詳細はまた明日からのツアーで書きたいと思います。みんなに大切にされるべき貴重な存在だと思います。このブログをみている方に私がこんなことを言っているのがうまく伝わったか心配ですがこの世界的奏者の潔さを感じて頂けたらと思います。

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井上智さん、ルータバキンさん、金子健さん

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井上智(g)、佐々木優花(fl)、金子健(b)、奥平真吾(ds)


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まったく知らない土地でしたので、色々心配事もありましたが沢山の皆様にお越し頂きました。お世話になりました。ありがとうございました。今後とも精進していきたいとおもいます。どうぞよろしくお願い致します。

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ゆうか:「ルーさん、"Be Quiet! "といってもわからない人がいると思います・・・」
タバキン氏:「おや?そうかい?」
ゆうか:「お静かに!と日本語でいったらどうでしょうか?」
タバキン氏:「O〜shizu ka~ni?」
ゆうか:「はい、蟹です、Kani」
タバキン氏:「Kani? crab? Oshizu〜kani?」
ゆうか:「oh season crab!?」
タバキン氏:「Oh!Season crab、Season kani」



・・さて明日は京都Blue Noteへ!

この日の私も反省点がいっぱいなのですが・・次回へつづく

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佐々木優花3rdAlbumリリースツアー5日目。渋谷JZ Brat編(10/2/2015)

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豪華レコーディングメンバーでの演奏は今日のJZ Bratで最後。ヤヒロさん、マークさんとは今日でお別れ。寂しいなあ。

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ここ、JZ Bratで演奏するとお客様が喜んでくさだるから嬉しいです。

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本日のスペシャルカクテル "Yu-Lew カクテル"

バーテンダーさんが「本日のカクテルはどう致しましょうか?」と聞きにきてくださいました。
せっかくなのでお隣にいらっしゃったルーさんに相談したらとりあえず名前がYu-Lew カクテルに決定。色はルーさんのめがねの色をとってブルーにしてもらった。「ゆるゆるカクテル!」「ゆるゆる、らくら〜く!」といってルーさんはずうっとおもしろがられていました。私もなんか面白かったです。

この日は空き時間、休憩時間もけっこうあったので、楽屋でルーさんとマークにスラング英語を沢山教えてもらいました。
Let's go to eat! →スクイーズ!
その他色々、
ジー?、
ジュ〜?、
ジーイエット!
このスラングの英会話の練習を楽屋でずーっとやっていました(笑)。細かい"ツ"の発音や抑揚がかなり重要みたいで意外と難しい。皆様、意味わかりますか?

Don't forget about itをひとつの単語のようにいう事も習いました(笑)そういうと面白いみたい。

・・・とそんな感じの楽屋内でした。

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左から:渋谷毅(p)、佐々木優花(fl)、井上智(g)、ルー・タバキン(fl)、金子健(b)、マーク・テイラー(ds)、ヤヒロトモヒロ(perc)

お越し下さいました沢山の皆様、ありがとうございました。

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佐々木優花(fl)、ルー・タバキン(fl)

ルーさんとのツインフルート。秋吉敏子さんの“ The First Night'、タバキン氏の"Desert Lady"、ブルースや私のオリジナル'Ghost in Saint-Quentin"を演奏。ヴィクターヤングの"デライア"もやりました。Samba de Orpheusも2フルートのハーモニーをつけて演奏。ルーさんとのハーモニーはリッチで演奏していてとても気持ちがよいです。

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・・昔フランク・ウエスにフルートを習っていてずっと意識している彼の言葉があります。
"呼吸は常に回転していなくちゃいけない"。日本語に訳するとへんだけど。

ルーさんの音は飲み込む発音がほぼなくて吹き込んで行く音色の周囲や中心にとまらないビートやリズムをを感じます。こういうことなんだなと、ルーさんと演奏するたびに思い直しました。私は日本人だから気にしていないと飲み込む息の発音がどうしても多くなり、呼吸の回転が上手く回らない事もあるからいつも意識していないと奏法として甘くなる事も多いのです。

と私の反省はおいておいて、
"wise one"でのルーさんと、渋谷さんがほぼ中心となったこの時の演奏はすごかった!また聴きたいな。

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佐々木優花(fl)
・・実はこの10daysツアーで面白いくらいみるみる痩せていきました(笑)。素晴しいメンバーに夜も興奮してあまり寝てなかったからかも。

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ルーさんに見られている場面。写真でみるとすごい眼力!

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マーク・テイラー氏とルー・タバキン氏

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渋谷毅さん。

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ヤヒロトモヒロさん!

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井上智さん。

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金子健さん。いつも私の斜め後ろで演奏しているんだけど、どこに目が何個ついているのかな?というくらい演奏に集中していると同時にこちらにもおなじくらい意識を向けてくださっているのがわかる。ちょっとした仕草も見たり感じてくださって「小バンマス?」の私をたててくださる。いいのかわるいのかわからないけど、合図したいと思っても演奏に入り込んでしまって、全然だれもの事も意識しない人がたまにいる。でもそういうのと真逆。わたしを安心させてくださいます。本当に素晴しいいサポート、ありがとうございました。

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金子健さん、井上智さん、ヤヒロトモヒロさん、ルー・タバキンさん、マークテイラーさん、渋谷毅さん、わたし佐々木優花。
皆さんのこの素敵な笑顔が本当に嬉しいです。ありがとうございました!


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入り口でサイン会。CDも沢山お買い上げいただきましてありがとうございました。私自信がメンバーの皆さんからサインをもらうのを忘れれしまい、ものすごく後悔しております。

この日の演奏も皆さんもう素晴しくてかっこよくって、すごく楽しかった!

お世話になり、ありがとうございました。

さてこれから関西ツアーへ!
・・・つづく

at 00:00, Yuka Sasaki, ライブの記録

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