熊本は八代、日奈久温泉に行ってきました。この旅は友人がリーダーなので私はついて歩いて自分勝手に楽しむのみ。電車の乗り継ぎも友人におまかせ!
熊本駅から八代駅へそしてそこから日奈久温泉駅で下車、そこからぷらぷら歩いて15分くらいで日奈久温泉街に到着。
お迎えしてくださったのは「日奈久駅前ちくわ」人ひとり歩いておりません。
宿に着く途中で出会ったマッサージ店の看板男?看板にボデーデザイナーと記してあるので多分。(ボディーじゃなく、ボデーっていいですね)。そして、たぶんとてもびっくりしている顔をしていたんだと思う。これをみていたら中にいたおじいちゃんがとてもにこにこしてこちらを見ている事に気がついた。その方が作者なのかな?
この無国籍な人形のオブジェを見た瞬間、インスピレーションがふつふつと湧き始めた。こんなに独創的でおもしろい物見た事なかった。しかもちゃんと2020年の東京オリンピックも応援している。そして松の木の幹の新体操やスケートを彷彿させる美く流れるような曲線(笑)・・なんなんだこれ・・きっとマッサージも上手いに違いない。
そして同じくらいびっくり。宿の玄関に居た「おきん女人形」ちょこんと座っていてかわいいんだけど、
なにか心の中の原始的な部分がざわめきます。旅館の守り神なのかな?手と足も個性的なつくり。こけしのようでいてこけしとは全然違う不思議。
宿の中はこんな感じ。廊下もぴっかぴかでいい木の香り。落ち着きます。
洗面所
日奈久温泉名物ちくわも食べました。温泉も優しいお湯でよかった。
宿の名前は言ってもしかたないからいいよね。
〜中略〜
さて、熊本を堪能して東京に戻る道中はマッサージ店の謎の人形と「おきん女人形」を見て心がざわめいたのか、それとも熊本、日奈久の空気に誘われたのか、この感覚を何かにぶつけたい衝動にかられました。
まずは温泉街の路上で老夫婦から購入した「ポテサラちくわ」と「ちくわ」をなんとかしてみようかと。
特に興味津々なネーミングの「ポテサラちくわ」くん。そのまま食べるのも多分つまらないし・・私もあの人形たちや温泉街の空気ように自由で正直になりたい(笑)
熊本といえば熊本の人は気がつかないかもしれないけど、東北人の私にはアジアの文化がより濃く出てきている県に感じます。お醤油はとても甘いし、街で見かける色使いも原色が多い。赤や黄色が目立ちました。人も日焼けしてとっても優しくて健康的でナチュラル。お土産のデザインも日本的なものであるけれどよりいっそうアジア大陸に近いと感じています。
というわけで調理開始。
これがポテサラちくわ。ちょっと切って食べてみたら結構おいしい。考えてみたら魚の練り物にマヨネーズだから美味しい訳だ。
こっちは普通のちくわ。「とらや」と名前がついているけど虎退治でも有名な肥後熊本藩の初代藩主「加藤清正」からきてるのかな??別名は虎之介だとも言うそうだし。当然ながら加藤清正がヒーロなことは間違いない。
駅でかったオロチョン漬け。これを使わないと。調理法をみたらなんともお手軽^^
そひて熊本の駅でかった熊本のお醤油を使ってみます。甘いです。私はとても好きだけど友人はNGでした。普通のみりん少々も入れましょう。
ちくわを切って、冷蔵庫の残り物で。。さっとお湯をかけた人参、そしてゆでた小松菜が参加
オロチョン漬けのもとにまぜます(・・あ、人参もっと細く切ればよかったな・・)
香ばしさにかけたので「いりごま」もたっぷりいれます。
よく混ぜて完成!これで多分スタンダードな松前漬けの役割は果たした。簡単〜。オロチョン漬けのもとってすごい。
そしてこれを半分に分けて、日奈久温泉街で出会ったの例のマッサー店のオブジェとおきん女人形など熊本のアジア的な香りの印象などもろもろ、旅の感想を家にある食材でぶつけてみる(夢心地の時間)。
まずはパクチーを。なんだかあの看板男の雰囲気はパクチー!。
そしてパクチーといえばナンプラー。ナンプラーも様子見ながら少々、赤唐辛子、干しえび、トマトも。それから炒りピーナツも。そして隠し味的に大分のカボスもね。少しだけ苦みも欲しいので皮も参加してもらいます。お酢も少々。
出来たのがこれ。
ピンクが、熊本と日奈久温泉訪問の感想?。右が通常の松前漬け。
少し冷蔵庫で寝かせます。
左が通常の松前漬け、右が私オリジナル。色も全然違うし違う食べ物みたい。オリジナルの方が美味しい。味が生き生きとして楽しい。・・やっぱりあの衝撃の2つの日奈久温泉の人形の感じ味がすごくする。
で、旅も完結。大満足。
くまもんの買い物袋。がんばれくまもん。
でも松前漬けって北海道の料理だったような・・・・・